日本のマスコミは誰も知らない。学生ももちろん知らない。教えられていない事は知らない。
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PETA 動物代替法の実例:動物実験が、いかに現代医学・医療の進歩を遅らせ、難病に苦しむ人達を蔑ろにしているか(和訳)
http://macveg.blog68.fc2.com/blog-entry-452.html#more
「動物実験が人にとって、いかに有益であるかないかについては関心がない。むしろ自ら志願して傷付ける事を望んでいない動物に痛みや苦しみや恐怖を強要する事が、我々全知的生命体にとって最大の損失である様に思われる。」 マーク・トウェイン
現代医学・医療における、動物実験最大の功績は、動物が人の代わりにはならないと言う成果を上げられた事です。
なぜなら、人と動物では、生態構造が根本的に異なっており、動物実験から得られる結果の信頼性が低いからです。
動物実験は、人の生活や社会の為に行われている事ではありません。
動物実験は、動物用の病原体を作って、動物に病気を患わせ、動物の治療法を模索すると言う、すなわち、人の為ではなく、動物の為に行われている実験なのです。
一番危険なのは、動物で有効性を確認出来たからと言って、多分人でも大丈夫だろうと言う曖昧な判断です。
動物実験は、動物に苦しみ、悲しみ、恐怖を与えているだけでなく、現代医学・医療の進歩を妨げ、難病に苦しむ人達の一生も蔑ろにしています。
時代の最先端を行く研究者達は、既に、この結論に達しており、病気の解明・治療薬の試験手段として代替法に移行する事が動物の犠牲を減らすだけでなく、人にとっても有益であると言う事を熟知しています。
その最大の理由は、動物の為の動物実験を行うより、人に適用する為の準備を整える方が信頼性高く、短時間で、コストが少なくて済むからです。
具体的に言うと、動物実験を行って、結果を待ってから、そのまま人に当てははめる事は、困難かつ不可能であると言う事です。
これ位の動物が死んだから、人の致死量は、大体これ位だろうと判断する事は出来ません。
PETA: Alternatives to Animal Testing
http://www.peta.org/issues/animal-alternatives
より効率的で、安価で、人道的な動物実験代替法には、統計・ボランティア・患者の調査・検査・診断に加えて in vitro ゲノム分析、コンピュータ・モデルなどがあります。
これらの様々な要因により、動物代替法の必要性が世界中で注目されています。
それでは幾つかの具体的な事例を御紹介します。
製薬・化学薬品・化粧品など、生活用品の毒性試験 では、動物の胃や肺や目や皮膚に有害物質を吸収させる必要はなく in vitro(試験管などで培養した人工細胞)を作った代替法が利用出来ます。
人工臓器を巧妙に再現した 3D in vitro 三次元細胞培養システムでは、化学薬品が、どの様に流れ落ち、どの様に広がり、どのような影響を及ぼすのかを、より自然で直感的で分かり易い形で検証出来る代替法です。
in vitro 3D 三次元人工皮膚細胞 は、火傷の動物実験や化粧品の毒性試験から、放射線被爆や生物兵器実験にまで、人の皮膚への影響を直接確認する事の出来る代替法です。
MIMIC (Modular IMmune In vitro Construct) 人工免疫機能構成システム は、その名の通り、人体の免疫システムに、どの様な機能が働くかを調査する為の代替法です。
病気の研究、原因、闘病の為の抗体 は、これまでガン細胞をネズミに注入する事で開発されていましたが、現在では、患者から摘出された細胞の一部や人工的に作られた細胞から DNA を解析する事によって開発する事が可能になっています。
動物実験も人体実験も行わない統計調査 が HIV/ AIDS の原因を解明し、予防法を実証している一方で、動物に体重減少、臓器不全、呼吸困難、神経障害などを引き起こす実験を行っていた研究者は、死んでしまった動物を治す方法を編み出しましたが、人に対しての効果はと言うと 臨床試験では、全く効果がありません でした。
「人の為のワクチンを開発の為に動物の為のワクチンを開発する事に何の意味があると言うのか。治療薬の試験で頼れるのは人以外に存在しない。あなた方は、 この 5 年の間に、動物の病気を治す事に奮闘なされ、それを実証された。それから、人で動物実験が人の役に立っていると言う事を証明しようとした。その結果は、ど うだろう。何の成果も上げられていないではないですか。今頃になって人が動物と完全に異なる反応を示す事を思い知らされたと言うのか、君らは一体何の為に 5 年もの時間を費やして来たんだ、人と 96% DNA の一致するチンパンジーを苦しめながら、あと、どれだけ人と動物の命を奪えば気が済むんだい?」
The British Medical Journal
細胞組織培養法 in vitro は、ガンの治療薬や抗エイズ薬の研究に使用する事も出来ますし、ワクチン、抗生物質、治療薬の開発にも使用する事が出来ます。
また、アルツハイマー病、筋ジストロフィー症、統合失調症などに関連した、原因・遺伝子・タンパク質を分離する事にも成功しています。
健全なヒト組織とガン組織を相互に調査する人の為のガン研究は、ネズミの為にネズミの為のガン研究を行う事よりも有効である事が確認され 未だに不治の病とされるガンも動物実験を使用しない事で完治出来る見込み が出て来ています。
人の脳神経医学 では、ネズミ、ネコ、サルなどの動物の頭が切り開かれる事になりますが、人ではない動物の脳を眺めて一体何を拝みたいと言うのでしょうか
MRI fMRI EEG PET CT の様な脳画像・脳波の記録を行える最先端技術を利用すれば、神経細胞単位レベルまで肉眼で確認する事が出来るだけでなく、被験者の脳が勝手に持って行かれ る心配もなく、解剖だけでは確認する事が出来ない貴重な情報を手にする事も出来ます。
マイクロ・ドーシング(超微量薬物動態分析)は、可能な限り少ない回数・量による薬物投与によって、臨床試験におけるボランティアの人達への負担を必要最小限に抑えながら、人体への影響・安全性を最先端機器を使用して最大限に解析する、人にとっても動物にとっても倫理的な試みです。
また人を使った臨床試験が必ず必要となるのは、動物実験で得られた信頼性が乏しい為、再検証されると言う事を忘れてはなりません。
iPad in medical profession: OsiriX Mobile@ Kobe Univ. Japan (English World News)
http://youtu.be/LMQih4Iffpg
アメリカの医科大学の 95% は、最先端のコンピュータ、シミュレータ、仮想現実システムを使った教育、または、経験豊富な医師の指導の助手として、動物を使用しない医学指導を行っています。
残念ながら 神戸大学 では動物実験が行われています。
文字だけでなく写真やビデオを使って素人にも分かる様キチンと弁明して頂きたいです。
日本の動物実験隠蔽処置、法規制、一般市民が動物実験に触れる権利、情報公開を求める必要性については、こちらの記事 を御覧下さい。
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