2012年8月9日木曜日

アメリカ:霊長類の法律、上院の委員会を通過 [動物実験]

アメリカ:霊長類の法律、上院の委員会を通過 [動物実験]

先月26日、アメリカの大型霊長類の保護と費用の削減に関する法律の法案、上院の環境・公共事業委員会を通過したそうです。 3年以上の期間をかけてですが、チンパンジーに対する侵襲的な実験を終わらせ、そういった実験のための繁殖を永久になくし、NIHが所有する何百ものチン パンジーをすべて連邦のサンクチュアリに移すための法律です。

Wonderful News! Great Ape Protection and Cost Savings Act Moves Toward Passage
http://pcrm.org/media/online/aug2012/great-ape-protection-cost-savings-act-toward-pass

しかし、Natureを見ると、若干の修正があったから通過したようですね。何かあったら使うよ、というね。いわゆる妥協案です。

Bill to end US chimp research advances
http://blogs.nature.com/news/2012/07/bill-ending-us-chimp-research-advances.html



ほとんどの政治家は命を重んじようとしないが、なぜか票が集まり当選する。金で買っているとしか言えない。 

消費者は、Cruelty-Freeラベルにだまされている!? [動物実験]

消費者は、Cruelty-Freeラベルにだまされている!? [動物実験]

何とも衝撃的なタイトルの記事です(@@)

Consumers Misunderstand 'Cruelty-Free' Labeled Products
http://www.sciencedaily.com/releases/2012/03/120328142840.htm

多くの消費者をひきつける 'Cruelty-Free'の表示は、製品の製造や試験の段階で動物実験がされなかったという印象を与えるが、それは必ずしも真実ではないというのです。

はひ?

要するに、'Cruelty-Free'の定義の幅は広く、法的な基準もないので、あてにならないということのようですが……

とてもじゃないがそんな議論のところまで行っていない日本、広告学会でそのような研究発表がされているのに驚くばかりです。

補足:
記事に出てくるNew York Timesの記事は、これでしょうかね……
Leaving Animals Out of the Cosmetics Picture
http://www.nytimes.com/2011/12/29/fashion/expanding-efforts-to-keep-cosmetics-testing-from-animals.html?_r=1



利益優先の業界と言うものは平気で消費者を騙すものです。 

アングル:金メダルか死か、「遺伝子組み換えアスリート」の実現性

アングル:金メダルか死か、「遺伝子組み換えアスリート」の実現性

[ロンドン 7日 ロイター] これまでの動物実験で、遺伝子操作によって動物の持久力や筋肉の増強に成功したことを考えると、「遺伝子組み換えアスリート」が五輪に出場するのもそう遠いことではないかもしれない。
一部では、競技能力を強化するための遺伝子ドーピングが、すでに現実のものとなっているとの声も上がっている。ただ、今の検査技術は遺伝子ドーピングを検出できるほど精度が高くないため、本当のところは誰にも分からないというのが現状だ。
確かなことは、スポーツ選手の能力強化に遺伝子組み換えを使用することは技術的には可能だということ。そして、命の危険にさらされても金メダルを取りたいと思っている選手が存在していることだ。
<遺伝子ドーピング>
遺伝子ドーピングは、筋肉の増強、血流の増加、持久力の強化といった効果をもたらし、スポーツ選手のパフォーマンスを向上させる可能性がある。
その実現可能性について、英エセックス大学でスポーツ科学を研究するクリス・クーパー教授は、「誰かが遺伝子ドーピングをやっているとは極めて考えにくい」としている。
しかし一方で、動物実験における遺伝子操作に携わる科学者らのもとには、スポーツ選手からの問い合わせが殺到しているという。
ウェストオブスコットランド大学の科学者、アンディ・ミア氏は「動物実験で効き目があったもので、技術的には人間にも使えるものがある」と明かした。

 

自称科学者たちは莫大な金を得ることだけが目的であり人間の生命や健康、ましてや動物の生命の尊重と言うものすら知らない。そしていつもの詐欺手法だ。

 

ES細胞で心筋梗塞治療=不整脈も抑制、動物実験で効果―信州大

ES細胞で心筋梗塞治療=不整脈も抑制、動物実験で効果―信州大

 体のあらゆる細胞に変わることができるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)をモルモットの心臓に移植し、治療効果を確認したと、信州大の柴祐司助教らの研究グ ループが6日発表した。心筋梗塞の新たな治療法につながる成果で、不整脈を抑制できることも初めて確認した。論文は英科学誌ネイチャー電子版に同日掲載さ れた。
 研究グループはヒトES細胞から、自然に拍動を繰り返す心筋細胞を約2週間かけて培養。心筋梗塞で血液が行き届かず、壊死(えし)したモルモットの心筋細胞に注射したところ、一部の細胞が再生し、心臓の収縮機能が回復した。
 心筋梗塞患者の最大の死因は不整脈とされる。研究グループは、心筋梗塞を発症したモルモットの心臓を電流で刺激して不整脈を起こす実験を実施。未治療の場合、不整脈を起こす割合は50%に上ったが、心筋細胞を移植すると6.7%に激減した。 
[時事通信社]

 

また無駄な研究のために動物を拷問し殺している。治療のためではなく研究がしたいだけなのだ。マスコミは知らない。


動物愛護法違反:退去時に犬25匹置き去り疑い…女を逮捕

動物愛護法違反:退去時に犬25匹置き去り疑い…女を逮捕

 

 家賃滞納で明け渡しを命じられた団地に飼い犬25匹を置き去りにしたとして、千葉県警環境犯罪課などは17日、同県船橋市習志野台8、自称保育士、舟串恵子容疑者(53)を動物愛護法違反容疑で逮捕した。容疑は、今年6月8日ごろから7月3日、同市高根台の団地の部屋で、シーズー系雑種犬25匹を置き去りにして退去、遺棄したとしている。
 同課によると、舟串容疑者は遅くとも09年9月ごろから多数の犬を飼い、団地を管理する都市再生機構(UR)に苦情が寄せられていたという。【小林祥晃】

 

いつも問題が起こるのは多頭飼いですが、報道されない虐待などは耐えない。


日本とロシアの領土問題、動物で解決?

 日本とロシアの領土問題、動物で解決?

 日本から犬を贈られたロシアのプーチン大統領がシベリアのネコで返礼した。クリル列島(日本名・北方領土)をめぐる領土紛争を行っている日ロ両国が動物外交を行っている局面だ。

  30日付の日本メディアによると、日本側は27日に秋田犬をプーチンに伝達した。日本の天然記念物である秋田犬は「忠犬ハチ公」でも 広く知られた品種だ。動物愛護家として知られるプーチンの就任祝いとして秋田県の佐竹敬久知事が提案し、6月にメキシコで行われた主要20カ国(G20) 首脳会議で野田佳彦首相がプーチン大統領に約束したのだ。生後3カ月のメスの子犬の名前は「ゆめ」だ。プーチン大統領が受け取るのに先立ち直接名前をつけ た。28日にロシア南部ソチで日本の玄葉光一郎外相と会談したプーチン大統領は「暖かい気持ちをありがたく受け取った。佐竹知事はネコのほうが好きなよう だ」として返礼としてシベリアのネコ一匹を送ると明らかにした。

 

政治家は命を物と扱うバカばかりなのか。

 

動物愛護、双方向で情報 京都市、ネットに「クラブ」立ち上げ

動物愛護、双方向で情報 京都市、ネットに「クラブ」立ち上げ

 飼育放棄などで捨てられる犬猫の数を減らそうと、京都市は動物愛護に関する情報を市民と交換する「キョウト・アニ・ラブ サポーターズクラブ」を 立ち上げた。市が保護している猫の動画をインターネット配信して飼い主を募るほか、市民や愛護団体がペット飼育の豆知識やイベント情報をやりとりできる交 流サイトも設ける。

■動画で飼い主募集 イベント告知や飼い方伝授も

 開設したクラブのホームページには、登録した市民や愛 護団体が短文投稿サイト「ツイッター」を介して情報を書き込めるコーナーを設け、動物にまつわる知識やペットに関する催し情報を交換できるようにした。市 家庭動物相談所(南区)が保護している猫の様子を24時間生中継し、新たな飼い主を募る。

 同相談所が2011年度に引き取った犬猫の数は犬75頭、猫1576匹に及ぶ。保護した犬猫の譲渡に力を入れ、同年度中には犬93頭を新たな飼い主に引き渡したが、猫の譲渡は41匹にとどまり、大半が殺処分されている。

  市は殺処分に主眼を置いた同相談所を建て替え、14年度内に市動物愛護センター(仮称)を開設する準備を進めている。施設整備だけでなく、動物愛護の意識 を高めることが保護頭数の削減に不可欠として、市と市民が双方向で動物愛護に関する情報をやりとりするクラブを立ち上げた。

 市保健医療課は「クラブ主催のイベントも企画し、安易な飼育放棄をなくす機運を盛り上げていきたい」としている。

 

 

行政がやる気になりさえすれば殺処分はなくせるんです。


インドの動物愛護活動家 儀式で生きた蛇を使わないよう求める

インドの動物愛護活動家 儀式で生きた蛇を使わないよう求める

 

   インドの動物愛護活動家らは、ヒンズー教の古い伝統を変え、宗教儀式に生きた蛇でなく人口の蛇を使うよう求めた。

   これは、動物の倫理的扱いを求める人々の組織PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)のスポークスマンが、ヒンズー教のお祭りナーガパンチャミを前に、マスコミに向けにアピールしたもの。この祭の日、ヒンズー教徒達は、捕 まえた蛇を家や寺院や聖堂に持ち込み、神として祭る。

   動物愛護活動家達は、捕まえられた蛇は、狭い籠などに餌も与えられずぎゅう詰めにされ、人を咬まないようにしばしば口を縛られるなど、ひどい扱いを受ける と指摘している。また儀式の際には、頭を朱砂で塗られる為、蛇は目を傷めてしまうほか、彼らにとって自然の食物ではなく、毒でもあるミルクをしばしば無理 やり飲まされる事も、批判の対象とされている。蛇など爬虫類の多くは、ミルクを飲まされると、死んでしまうか体に障害が残るとの事だ。

   インドでは、ナーガパンチャミの祭りは大変広く祝われている。ヒンズー教徒達は、蛇は魔法の力を持ち、宝物を保管する宮殿の地下などに住んでいると信じ、蛇は病気を直し、五穀豊穣をもたらすと考えている。

   なお蛇の中でも特に、コブラが幅広い崇拝の対象になっている。.

   リア・ノーヴォスチ



動物愛護でない人と言うのは虐待者と言えるのではないか。

犬をマンホールに投げ込む動画流出で非難囂々

犬をマンホールに投げ込む動画流出で非難囂々

2012年08月08日 18:15 JST配信
【ペタリンジャヤ】 2人の男がマンホールにペットの犬を投げ込んでいる動画がフェイスブックに流出、多くの人から残酷すぎると非難が集中している。
犬の飼い主は19歳のヨルダン人留学生で、1カ月間にわたってメス犬「カニラ」の世話を友人のソマリア人留学生に任せて一時帰国。その後、飼い主の 元にソマリア人から「カニラが逃げた」というメールが届いたため悲しんでいたという。しかしマレーシアに戻った飼い主は、ルームメートからソマリア人とも う1人の人物が「カニラ」をマンホールに投げ込んでいる動画を見せられて仰天。「カニラ」逃げたのではなく殺されたことにようやく気付いた。ソマリア人が このルームメートのパソコンを貸りてこの動画を含むファイルの作業を行ったが、使った後に問題の動画を消し忘れていたという。
問題の動画は通報を受けた動物愛護団体が啓蒙のために投稿したが、あっという間に多くの人が閲覧し怒りのコメントを書き込んだ。騒ぎに驚いたソマリ ア人は取材に対し「バカなことをしたと後悔している」と反省を示した上で、マンホールが別の出口につながっており「カニラ」は死んでおらずどこかに逃げた のだと強調。げんに自分たちがマンホールに入って調べたところ、死体は見つからなかったと主張している。なお「カニラ」の行方は今も分かっていない。

(ザ・スター、星洲日報、中国報、8月3、6日)


人種ではなく人間性の問題だ。動物を大切にするのが本来の人間である。