吉野の犬遺棄:再び不起訴処分−−葛城区検 /奈良
毎日新聞 2012年08月07日 地方版
動物愛護法違反容疑で書類送検されていた奈良市の元ブリーダーの女性(37)と女性の実弟(34)について、今年3月、葛城検察審査会が不起訴不当と議決したことを受け、再捜査していた葛城区検は6日、2人を再び不起訴(容疑不十分)処分とした。
2人は10年8月、吉野町の山中に小型犬が遺棄されているのが見つかった事件を巡り、昨年9月、動物愛
護法違反罪で不起訴となった。一方、繁殖させていた小型犬に対する狂犬病予防注射を怠ったとして、この女性と女性の元夫は狂犬病予防法違反罪で略式起訴さ
れ、葛城簡裁から罰金10万円の略式命令が出て、即日納付している。
今回、改めて不起訴としたことについて、奈良地検の小原浩司・次席検事は「再捜査したが、故意に犬を遺棄したとの立証は困難と判断した」と説明した。【村本聡】
日本の司法にもはや正義はない。
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