親子見学会で動物への理解を 県指導センター 21日から初開催
犬猫の収容や殺処分を行っている県動物指導センター(笠間市)の親子見学会が二十一~二十三日に初めて開かれる。県の犬の殺処分数は全国ワーストが続いており、動物への理解を深めてもらおうと県動物愛護推進員らが企画した。
全国で動物行政アンケートを行っているNPO法人「地球生物会議ALIVE」などによると、二〇一〇年度の県の殺処分数は犬三千五百八十九匹、猫二千九百七十六匹。犬については六年連続で全国ワースト。昨年度も犬三千二百五十二匹、猫二千七百七十五匹が処分された。
当日は収容施設の見学のほか、獣医師やかみね動物園(日立市)の飼育員から動物との接し方などの話がある。午後一時~三時半で参加無料。対象は小学四~六年の児童と親。一日十五組程度で先着順。締め切りは十日。
申し込みはセンター愛護推進課=電0296(72)1200、ファクス0296(72)2271=へ。 (近藤統義)
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