2012年8月8日水曜日

サルは猟師に殺されるときに、手を合わせて命乞いをする

サルは猟師に殺されるときに、手を合わせて命乞いをしたり、昔の猟師は、人に近いサルを殺すのを嫌がった



~転載~

大根島の猿 (2012/8/8)

ご連絡いたします。

環境省の方のお話しが本当であるならば、今回とっくに殺されていたかもしれない状況が、このような状況になっているのは、個人で殺さない方法をあきらめず 現地に何度も足を運んだ方をはじめとする有志の方々を中心とし、また、意見を送ってくださったりしてくださった皆様のご支援のおかげです。

今後についてはまだわかりませんが、御一人御一人がこの問題に引き続きご関心をおよせくださいますようお願いいたします。


問い合わせ内容を教えていただいた方のご活動については下記サイトをご覧ください。

○いきもの多様性研究所 
 http://www.jca.apc.org/~qzu03325/ikimono.html

○京都水族館と梅小路公園の未来を考える会
 http://www.eonet.ne.jp/~qzu03325/caring.html



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日時 2012年8月8日(水)9:50~10:03頃

対応してくださった方:
環境省関東地方環境事務所(048-600-0817)丸山様

【相手方回答(概要)】

・毎日状況を確認しているわけではないので、今、何頭いるかということは分からないが、今のところは捕獲されたという話は聞いていない。
・殺処分の予定だが、即殺処分ということではなく、譲渡の可能性も含めて検討している。


【相手方回答(詳細)】

・サルを殺さないで欲しいという多くの要望を承っている。
・環境省としても、動物園等での飼育が一番良いと思い、これまで全国の、サルを飼育している殆どの動物園に受け入れを打診してきた。しかし今のところ受け入れ先がない。

・今の大根島でサルを飼っている状態は、観光業者は資金面で厳しく、過酷な環境なので動物福祉面でも良くない。本土からは数10メートルしか離れておらず、外来生物問題の予防原則(ニホンザルとの交雑を防ぐ)からも、島で飼い
続けるということは無理がある。

・第一には島に連れて来た観光業者の責任だが、環境省も外来生物問題や動物愛護の観点から必要なサポートをしなければならないと考えている。

・以下のような意見があったことは事務所内で共有し、殺処分の可能性は消えないが、譲渡しや、難しいと思うが寄付を募っての飼養も考えていく。


【当方からの話】

・人間が起こした問題であり、今数頭でも残っているのなら、動物園で飼育したり、去勢手術をした上で島で飼育するなど、何とか生かす方法を取っていただきたい。

・母グマを殺されたときに、残された小熊を引き取ってくれた大内山動物園というところがあったが、そこもダメだったのか。(回答:殆どの動物園に打診したがダメだったので、そこにも当たっていると思う)

・サルは猟師に殺されるときに、手を合わせて命乞いをしたり、昔の猟師は、人に近いサルを殺すのを嫌がったと聞いている。私がサルだったらどんなに過酷な環境でも殺されるよりは生きたいと思うだろう。

・神戸の須磨海浜水族園では、外来ガメを来園者から引き取って、自然界から隔離して研究しながら飼養している。そのような機能を持つ施設が増えて欲しい。

・京都市内で今年に入ってから2件、ゲームセンターでインドネシア産のミドリフグや、メキシコ原産のウーパールーパーがクレーンゲームの景品にされてお り、店舗に頼んで撤去していただいた。日本は輸入したり販売したりするときには規制が甘く、野生化して問題になったら生物の方を殺すが、本来は蛇口を締め るべきでは。

・これまでこの問題を放置して来てしまったみんなの責任であり、ネット上では関心を持つ市民も多い。サルを生かすために寄付をするなど、自分にもできることことをしたい。

・殺さない方法を求める意見があったことを、上の方とも共有していただきたい。




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