東電女性社員殺害、再審開始が確定
東京電力の女性社員が殺害された事件で、「再審の開始」が確定しました。無期懲役の刑で服役していたゴビンダ・プラサド・マイナリさんについて、東京高裁は今年6月、再審の開始を決定し、先月31日、検察側の異議も棄却しま した。東京高検は最高裁への特別抗告を検討していましたが、2日、「適切な理由が見当たらない」と断念し、再審の開始が確定しました。
「できるだけ速やかに再審を開き、無罪がでるように全力を尽くすつもりです」(マイナリさんの弁護団)
弁護団から電話で知らせを聞いたマイナリさんは「一刻も早く無罪が確定することを望んでいる」と話したということです。再審ではマイナリさんに出廷の義務はなく、弁護団によりますと、マイナリさんは出廷しないということです。
これまで、死刑や無期懲役が確定後に再審が開かれた事件はいずれも無罪が確定していて、マイナリさんにも無罪が言い渡される可能性が高いとみられます。(02日16:51)
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